今更ながらのファイターズルール(P)更新についてとか

2020年3月、ファイターズルールの更新が行われました。また、新システムオーダーカードの発表もほぼ同時期にされ、ヴァンガードの環境は大きく変わることが予想されます。
今回はオーダーカードの導入(実質クイックシールドチケットのみ)と2020年3月に規制強化されたデッキタイプそれぞれについて思ったことを書いていきます。

・クイックシールドチケットについて
スタンダードの汎用FVたちが上方修正されました。このことは、ふたつの観点からPスタ環境において良い影響を与えていくものだと個人的には考えています。
ひとつめは、先行有利の抑止です。よくスタンダードのヴァンガードは先行有利すぎると言われていて、実際それが事実であるからこそ今回FVのテキスト変更がなされたのだと思われます。しかし、先行有利なのは実はPスタも同じなのではというのが個人的な見解です。というのも、Pスタで先行を取ったプレイヤーは次のグレードへのスペリオルライドするスキル全般を強く使うことができたり、あるいはライドスキップを駆使してゲームスピードのコントロールをする権利を先に得られたりするなど、後攻のプレイヤーよりも特権が多いように思われるためです。後攻のプレイヤーに特権が与えられる今回のFVテキスト変更は個人的にゲームバランス調整に一役買ってくれると思っています。
ふたつめは、旧FVについてです。これまでPスタのファイターズルールで強さが突出したデッキタイプを規制する際、先駆などのスキルを持つ旧型FVを規制することはかなりの頻度で行われていました。今回の変更で相対的に旧FVが弱体化し、突出したデッキタイプが生まれにくくなるのではと思っており、より群雄割拠な環境になるのではと予想しています。

・リヴィエールについて
サレーナとトロワに手をかけると思っており、発売して間もないリヴィエールのエラッタをするとは思ってはいなかったので大きく予想を外すことになりました。でも先行後攻で有利不利が偏りすぎて対面つまらないのでサレーナだけでも規制(禁止)してほしいです。

・ゴルパラについて
スタンダードの追加以降常に環境にいたワンダーエイゼルが禁止になりました。アクセルⅡやスピアエクスなどルールや新規カードにも恵まれ強化され続けていたので禁止は妥当だとは思います。でも個人的に制限カード、という括りが好きなので1枚制限で様子を見てほしかったとも思います。

・ドリアーヌについて
奇怪な動きで理解が追いつかないことに定評のあるペイルムーンの中でも特に意味不明な動きをする札が規制されました。規制理由が時間がかかるからというこれまた若干理解が追いつかないものですが、案外こういう規制理由の方が規制解除の目は少なそうです。

・デモナスとカトリーナについて
それぞれそのクランの他のGユニットの存在価値をほぼほぼ奪っている札ですが、今回は検討すらされませんでした。該当クランが目立った勝率を出せていなければセーフ理論なのでしょうか。

・まとめ
ルアードが一番強いと思います。というかルアードに対して明確に有利と言える(かもしれない)対面がメガコロとデュアルウェポンループしか思いつきません。いうてルアードもメガコロもむらくももエアプである。